高齢者の食事について考える
shos-homecare
食材選びをする上での注意点
食べられないもの
- 柑橘系(むせてしまう)
- 麺類(すすることができない)
- わかめや焼き海苔(のどに引っかかる)
- アイスクリーム
- 熱いもの
食べにくいもの
- 汁気を含んでいるもの(高野豆腐など)
- 大きくカットしたもの(口が大きく開かない)
- 調理しても硬めの野菜(ごぼうやレンコン)
- 嚙み切る必要があるもの(歯がないので)
個人差は大きいと思いますが、母の場合は90歳を超えてくると飲みこむ力が弱くなって、80代までは大好きだったものが口にできなくなったり、飲み込むことが困難な食材が増えてきました。
最近では入れ歯もうまく使うことができないので、砕いたりする食べ物や硬いものは食べられなくなりましたが、どうしても食事の内容が単調になるので、出来るだけ味を変えたりして飽きないよう工夫はしているつもりです。
朝食
フレンチトースト
母は朝食にパンを好んでいて、その中でもフレンチトーストが大好ですが、歯がないので柔らかいところが良いのでしょう。
牛乳に卵を溶いたものに30分くらい浸けておいてから、バターを溶かせてフライパンで焼きます。
一口大に切って、トッピングにリンゴをすったものと粉糖をかけて出来上がりです。
昼食
他人丼
他人丼と言っても豚ロース肉とかは食べにくいので、豚ミンチに玉ねぎとマイタケの細かく切ったもので作ります。
作り方や味付けは親子丼と同じですが、玉ねぎなどは溶ける寸前くらいまで火を通しておきます。
トッピングに大好きな、じゃこ天をのせて出来上がりです。
夕食
特製芋がゆ
夜はお粥にしてほしいとの母の希望ですが、普段は煮豆や納豆を食べないので、既製品の蒸し大豆を細かく切って、トッピングします。
細かく切った昆布と梅干も浮かべて出来上がりです。